マルティン・ルターの思想を学ぶのにおすすめの本
ルターの哲学を学ぶといってもいろいろな段階があるので、入門編から著作ま人気おすすめ著作を紹介することにした。
ルターの思想を楽しみながら知りたいという人は入門編、ルターを深く知りたいという人は著作から読むべしだ。自分のレベルに合わせて読んでみることをお勧めする。
また、プラトンの入門書は「プラトンのおすすめ入門書・解説書」、アウグスティヌスの入門書は「アウグスティヌスのおすすめ入門書・解説書」、トマス・アクィナスの入門書は「トマス・アクィナスのおすすめ入門書・解説書」、パスカルの入門書は「パスカルのおすすめ入門書・解説書」、世界のおすすめ哲学書は「本格的な人向けおすすめ世界の哲学書」で紹介している。ぜひこちらもご覧ください。
入門編
徳善 義和『マルティン・ルター――ことばに生きた改革者』
ルターの生涯を「ことばに生きた人」として描いた本。
ルターがどのように聖書と格闘し、それを民衆に伝えようとしたのか。それをわかりやすく伝えるのが本書である。筆者の熱意もすごく、評判が良い。
小牧 治/泉谷 周三郎『人と思想 9 ルター』
人と思想シリーズのルター編。
第一部でルターの生きた時代を、第二部でルターの生涯を、第三部でルターの思想を紹介する。ルターの思想では「九五か条の提題」だけでなく、『ローマ書講義』や『この世の権威について』も扱い。ルターの神学論などを解説する。
非常にコンパクトにまとめられており、おすすめの本である。
著作
『宗教改革三大文書 付「九五箇条の提題」』
世界史などにも登場する有名なルターの「95ヶ条の提題(論題)」だけでなく、「宗教改革三大文書」と称される『キリスト教界の改善について』、『教会のバビロン捕囚について』、『キリスト者の自由について』も訳した画期的な翻訳本。
ルター研究の第一人者が訳した本であり、ルターの思想を直に知りたい人におすすめである。
他に文学や映画作品にも挑戦してみよう
本記事ではルターの入門書・解説書・著作を紹介しましたが、他に文学作品や映画作品などを嗜むと、より一層哲学を楽しめると思います。
文学や映画作品に関しては、芥川龍之介は「芥川龍之介のおすすめ作品」、ル=グウィンは「ル=グウィンのおすすめ作品」、ノーランは「クリストファー・ノーランのおすすめ傑作映画」、新海誠は「新海誠のおすすめ人気映画作品」などで紹介しています。ぜひご覧ください。



