プラグマティズムを学ぶのにおすすめの本
哲学の思想であるプラグマティズムを学ぶといってもいろいろな段階があるので、入門編から上級編まで難易度別に人気おすすめ著作を紹介することにした。
プラグマティズムを楽しみながら知りたいという人は入門編、プラグマティズムを深く知りたいという人は上級編の著作から読むべしだ。自分のレベルに合わせて読んでみることをお勧めする。
他のおすすめ書物は「アリストテレス哲学のおすすめ入門書・解説書」「デューイのおすすめ入門書・解説書」「ストア派のおすすめ入門書・解説書」「倫理学のおすすめ入門書・解説書」「現象学のおすすめ入門書・専門書」「現代思想のおすすめ入門書・解説書」で紹介している。
ぜひこちらもご覧ください。
超入門編
『プラグマティズム』
プラグマティズムの思想家の一人、ジェームズの『プラグマティズム』を漫画化したもの。
舞台は開拓時代の西部。アメリカ発祥の思想プラグマティズムをガンマンたちの乱舞する大活劇にする。この漫画で、プラグマティズムの思想だけでなくアメリカ合衆国の成立まで学べる、一石二鳥の著作となっている。
入門編
伊藤邦武『プラグマティズム入門』
プラグマティズムの源流であるパース、ジェームズ、デューイからその後のクワイン、ローティ、パトナムと進み、最新のブランダムやマクベス、ハークの解説にまで進む。プラグマティズム思想史の全体像を掴むためにはこの一冊で十分だ。
著者の伊藤邦武はプラグマティズム研究の専門家。
大賀祐樹『希望の思想 プラグマティズム入門』
良書と名高いプラグマティズムの入門書。著者はローティーに関する著作もあり信頼度は高い。
小川仁志『アメリカを動かす思想 プラグマティズム入門』
アメリカを内面から深く理解するためのガイドブックとしておすすめしている本。
第1章と2章でプラグマティズムの系譜(パースやジェームズなど)と展開を解説し、その後アメリカという国の思想的背景としてプラグマティズムがどの程度染み込んでみるかを見ていく。
ざっとプラグマティズムを知るのに良い一冊。
仲正昌樹『プラグマティズム入門講義』
パース、ジェイムズ、デューイというプラグマティズムの三巨頭から、ネオ・プラグマティズムまでを解説。
解説者はハンナ・アーレントの入門書や『現代哲学の最前線』の著者でお馴染みの仲正昌樹氏。
著作
『プラグマティズム古典集成――パース、ジェイムズ、デューイ』
プラグマティズムの最重要論文をまとめ、詳細な解説も付録した基本論文集。
第1部には、プラグマティズムという言葉の登場に関する論文を収録。
第2部にはパースの論文が、第3部には、ジェームズとデューイの論文が収められている。
もし、プラグマティズムの思想やその歴史展開を知りたければ、この一冊で十分と呼べる素晴らしい論文集である。






