ケインズの思想を学ぶのにおすすめの本
ジョン・メイナード・ケインズの思想を学ぶといってもいろいろな段階があるので、人気おすすめ著作を紹介することにした。
ケインズの思想に触れたいという人は超入門編、ケインズの思想を深く知りたいという人は著作から読むべしだ。自分のレベルに合わせて読んでみることをお勧めする。
また、他のおすすめ書物は「アダム・スミスのおすすめ入門書・解説書」「J・S・ミルのおすすめ入門書・解説書」「マルクスのおすすめ入門書・解説書」「ハイエクのおすすめ入門書・解説書」「本格的な人向けおすすめ世界の哲学書」などで紹介している。
ぜひそちらもご覧ください。
超入門編
『雇用・利子および貨幣の一般理論』 (まんがで読破 MD134)
ケインズの主著『雇用・利子および貨幣の一般理論』をマンガにしたもの。古典派経済学の問題点から有効需要や限界消費性向・乗数理論など、ケインズ経済学の基本をマンガで学ぶことができる。
『雇用・利子および貨幣の一般理論』の概要を知りたい人におすすめである。
入門編
大村 大次郎『超訳ケインズ経済学 経済に一人勝ちはあり得ない』
超訳という題通り、おそらく入門書系の中では最も簡単に書かれているのが本書である。ケインズの時代の経済状況や社会問題を見ていき、それに対してケインズが何をどのように主張したのかを解説する。
ケインズに興味を持つための最初の一歩となる著作である。
伊藤 宣広『ケインズ 危機の時代の実践家』
ケインズの経済理論ではなく、実務家でもあったケインズがどのように危機に対処したのかを解説したのが本書である。
理論があっても実践できなければ机上の空論。そこでケインズは自らの理論を実践し、危機に対処しようとしたのである。実践家ケインズに迫る。
根井雅弘『ケインズを読み直す:入門 現代経済思想』
経済学者ケインズの思想と生涯を取り扱ったのが本書である。彼の重要な伝記的事実を押さえながら、彼が唱えた経済学説をわかりやすく説明している。
コラムに彼の重要著作である『一般理論』の英語原文が載っており、その読み方を解説している点が特徴的である。
発展編
中村 隆之『はじめての経済思想史 アダム・スミスから現代まで』
「よいお金儲けを促進し、悪いお金儲けを抑制する、それが経済学の本質だ」という本書。
経済学の歴史を「お金儲け捉え方の変化」として捉え、アダム・スミスからJ・S・ミル、マーシャル、ケインズ、マルクス、ハイエク、フリードマンまで取り上げ解説していく。
経済思想史を知りたい人にとっては願ってもない一冊だろう。





