アウグスティヌスの哲学を学ぶのにおすすめの本
アウグスティヌスの哲学を学ぶといってもいろいろな段階があるので、入門編から発展編まで厳選して人気おすすめ著作を紹介することにした。
アウグスティヌスの思想を楽しみながら知りたいという人は入門編、アウグスティヌスを深く知りたいという人は発展編の著作から読むべしだ。自分のレベルに合わせて読んでみることをお勧めする。
また、他のおすすめ書物は「プラトン哲学のおすすめ入門書・解説書」「パスカルのおすすめ入門書・解説書」「トマス・アクィナスのおすすめ入門書・解説書」「ルターのおすすめ入門書・解説書」「アーレントのおすすめ入門書・解説書」「本格的な人向けおすすめ世界の哲学書」で紹介している。
ぜひそちらもご覧ください。
入門編
出村和彦『アウグスティヌス 「心」の哲学者』
アウグスティヌスがどのような人生を送りキリスト教徒になったのか、その生涯を描く入門書。彼の思想形成や当時の時代状況なども分かり、非常に面白い。
さらに最後には文献案内もあるのでアウグスティヌス関連の著作も色々分かる。
宮谷 宣史『人と思想 アウグスティヌス』
「人と思想」シリーズのアウグスティヌス編。
第一章で「アウグスティヌスの生涯」が解説され、第二章で「アウグスティヌスの思想」が、第三章で「アウグスティヌスの主要著作」、第四章で「アウグスティヌスの影響」が解説される。
アウグスティヌスの生涯と思想を丁寧に追っていく。
発展編
松崎一平『告白:〈わたし〉を語ること… アウグスティヌス』
アウグスティヌスの主著『告白』を丹念に読解する解説書。
『告白』が誕生した時期とその背景、なぜ、誰に書かれたのかを読み解いたあと、『告白』そのものにあたっていく。
山田晶の弟子である著者の渾身の一冊。
山田晶『アウグスティヌス講話』
アウグスティヌス研究の大家、山田晶による「アウグスティヌスの思想」についての講話である。
6つの講話が収録されているが、第一話は「アウグスティヌスと性」であるが、第二話は「煉獄と地獄」であり、アウグスティヌスと絡めながらキリスト教の主題を解説していく。
キリスト教理解にも欠かせない必読書である。
著作
『告白』山田晶訳
アウグスティヌスの主著。
アウグスティヌスが自らの過去を赤裸々に告白する。
後世に影響を与えた時間論もあり、哲学的意義もある著作である。
翻訳は他に、岩波文庫版(服部英次郎訳、1976年)がある。
山田晶の翻訳は圧巻。他にはない魅力がある。山田晶の弟子松崎一平の解説付きなところも良い。





