メソポタミア文明とは何か|意味をわかりやすく解説|世界史探究

メソポタミア文明とは何か|意味をわかりやすく解説|世界史探究

意味

 古代文明のうちの一つ。古代文明には他にもエジプト文明、インダス文明、中国文明、エーゲ文明、マヤ文明などがあるが、ティグリス川・ユーフラテス川という二つの川の付近の地域に発生したのがメソポタミア文明である。バビロン第一王朝やアッシリアなど様々な国が勃興した。

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メソポタミア文明 Q & A

Q  メソポタミアってどういう意味ですか?

 「川と川の間」という意味です。

 メソポタミアはギリシア語の μεσος(「間」という意味) と ποταμος(「川」という意味)が組み合わさった言葉です。合わせると「川と川の間」という意味になります。この文明には、ティグリス川とユーフラテス川というペルシア湾に注ぐ二つの大河があったことを思い出しましょう。つまりメソポタミアとは、ティグリス川とユーフラテス川の間という意味なのです。

Q  現在のどこらへんの地域ですか?

 現在のほぼイラクにあたります。

Q  肥沃な三日月地帯っていうのもここらへんでしたっけ?

 そうです。肥沃な三日月地帯はさらにエジプトまで含まれます。メソポタミアとエジプトの地域をつなげると形が三日月型になるので、「三日月地帯」と呼ばれることになるわけですね。

Q  メソポタミアって色々な国が勃興しては滅亡していますがどうしてでしょうか?

 肥沃で豊かな大地を求めて様々な民族が移住を繰り返してきたのが原因です。北東からはザクロス山系を超えて、西方からは砂漠地帯を通って様々な民族が侵入してきました。

 他方でエジプト文明は比較的長期にわたって安定した文明が築かれました。これは、地理的要因としては、エジプト文明の場所が砂漠と地域に囲まれた閉鎖的な地形だったからということが言われています。

Q  メソポタミア文明にはどのような国々が存在しましたか?

 最初の都市国家がウル・ウルクなどのシュメール人(民族系統不明)の国家です。その国家を滅ぼして登場してきたのがセム語系のアッカド人です。しかしこの国家も崩壊し、次にはセム語系アムル人が起こしたバビロン第一王朝が生まれました。その王朝ではハンムラビ法典を発布したハンムラビ王が有名です。このバビロン第一王朝を滅ぼしたのが鉄器で有名なインド=ヨーロッパ語系のヒッタイト人です。彼らはアナトリア高原に国家を築きましたが、同時期にバビロニアをカッシート人が支配、さらにミタンニ王国は西方のシリアに領土を広げ、この頃(前15〜前14世紀)以降、メソポタミアでは諸王国が乱立する状況となりました。

さらに詳しく知りたい方は【世界史の窓ーー「メソポタミア」】

メソポタミア文明テスト

問題

問1 メソポタミアとはどのような意味か。次の選択肢から一つ選べ。

 1.雨の降る地域  2.ギリシアを愛する人々  3.川と川との間  4.生きとし生けるもの

問2 ヒッタイト人は何語系の民族でしょうか。

答え

問1 3

問2 インド=ヨーロッパ語族

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