- 2022.07.31
間主観性とは何か——フッサール
まえおき 「間主観性(intersubjectivity)」という言葉を日常生活で使う機会はほとん […]
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ハイデガーの良心論 マルティン・ハイデガーが現存在分析の中で、存在論的に意義深い現象として着目した […]
「クリームなしコーヒー」と「ミルクなしコーヒー」の違い まずは簡単な質問からはいろう。「クリームな […]
概要 生活世界とはフッサールの後期哲学の概念であり、フッサールの有名な著作では『ヨーロッパ諸学の危 […]
政治的なものという概念と友敵理論 国家という概念は、政治的なものという概念を前提としている。だが、 […]
「社会」から「シャカイ」へ 『戦う姫、働く少女』において河野真太郎が提唱した概念。「セカイ系」をも […]
フェミニスト現象学とは何か:「フェミニスト現象学とは何か?基本的な視点と意義」から 『フェミニスト […]
超越論的テレパシー:空想におけるテレパシーとその超越論性 村上靖彦が提唱した独自の現象学的概念。人 […]
概要 一般的にはドイツ観念論と言われたら、フィヒテ(1762 – 1814)/シェリン […]
自由とは何か:完全に自由かまったくの不自由かという二者択一的思考は自由を不可能にする。 自由とは何 […]
「意味なんか ないさ暮らしがあるだけ」 ―星野源「恋」(2016) 「つまり自由と同じように民主主 […]
受容理論の概要と「内包された読者」 文芸批評理論は1960年代までに世界各地で様々に考案されてきた […]
アリストテレスの錯覚 「アリストテレスの錯覚」を皆さんご存知だろうか。これはアリストテレスの犯した […]
現代的なカルチュラル・スタディーズとは カルチュラル・スタディーズ(Cultural studie […]
我おもう、ゆえに我ありに関する誤解 この言葉に関して、割と誤解されていることがある。 ・「我おもう […]
新歴史主義の前史と旧歴史主義との違い 新歴史主義と聞くと何か厳つい理論なのでは?と身構えてしまうか […]
ハイデガーを学ぶ人のために 経歴 マルティン・ハイデガー(Martin Heidegger 188 […]
風変わりな読解 マルク・リシールが好んで断片に注目する哲学者だとしても、「夢における感じうるもの」 […]
はじめにーーハイデガーの難点 ハイデガーの存在論的分析にはかなり奇妙なところがある。 まず、これ […]
概要 「形而上学」はアリストテレスの著作『形而上学』で有名になった概念。古典ギリシア語では […]
意味 「方法的懐疑」とは、形而上学的な原理を獲得するためにデカルトが提唱した哲学的方法のことである […]
フーコー=デリダ論争の概略 フーコー=デリダ論争とはフーコーのデカルト読解に端を発する一連の論争で […]
はじめに これより『幾何学の起源』(以下、『起源』)における普遍性の問題について論じる。まず、『起 […]
はじめに 1739-1740年に出版されたヒュームの『人間本性論(全三巻)』(A Treatise […]
甲骨文と文字体系 甲骨文は象形文字を中心とした表意文字の体系である、というのが一般常識的な認識のよ […]
アメリカにおける新批評 イギリスの英語英文学がどのようにして学問としての地位を確立したか。詳細は「 […]
ヒュームの因果論 前編:帰納法の問題 ヒューム哲学ほど、研究してみると通俗的な紹介とのギャップを感 […]
まえおき 哲学の本を読むと初っ端から心を挫かれることがある。その難解さのゆえにだ。難解な理由はいく […]
はじめに 古典と呼ばれる作品には、原本が存在しなかったり確定しなかったりするものがほとんどだ。古典 […]
はじめに これより『パイドン』における霊魂不死説について論じる。ソクラテス[1]によると、魂は死に […]