概要
『ダンケルク』は、2017年に公開されたイギリスの戦争映画(IMAX)。監督はクリストファー・ノーラン。出演はフィン・ホワイトヘッド、ケネス・ブラナー、アナリイン・バーナードなど。キャッチコピーは「Hope is a weapon. Survival is victory」。
前作は『インターステラー』、次作は『TENET テネット』。
第90回米アカデミー賞では作品賞、監督賞、美術賞、撮影賞、編集賞、音響編集賞、録音賞、作曲賞の8部門でノミネートされ、編集賞、録音賞、音響編集賞を受賞した。
第二次世界大戦のダンケルク大撤退を陸、空、海の3つの視点から描く物語。
ノーラン監督はほかに『メメント』、『プレステージ』、『バットマン ビギンズ』、『インセプション』、『ダークナイト』、『ダークナイト ライジング』などがある。
歴史映画はほかに『イミテーション・ゲーム』『3時10分、決断の時』『1917 命をかけた伝令』などがある。
登場人物・キャスト
トミー(フィン・ホワイトヘッド):主人公。英国陸軍二等兵。
ギブソン(アナリイン・バーナード):トミーとともに行動する無言の兵士。
アレックス(ハリー・スタイルズ):英国陸軍「高地連隊」の二等兵。映画初出演。
ミスター・ドーソン(マーク・ライランス):プレジャーボートの船主。ピーターの父親。
ピーター(トム・グリン=カーニー):ドーソンの息子。
ボルトン(ケネス・ブラナー):海軍将校。
(他の出演作:『ハリー・ポッターと秘密の部屋』)
ファリア(トム・ハーディ):スピットファイアのパイロット。
(他の出演作:『マッドマックス 怒りのデス・ロード』『ヴェノム』『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』)
謎の英国兵(キリアン・マーフィー):ドーソンに救出された英国兵。
名言
トミー:それはフェアじゃない・・・
アレックス:生死はフェアじゃないだろ!
高地兵:クソくらえだ、恐怖とか、執念とか。運命は情け容赦ない。
Tommy:It’s not fair…!
Alex:Survival’s not fair!
Highlander:No, it’s shit. It’s fear, and it’s greed. Fate pushed through the bowels of men.
〈チャーチルの演説〉
我々は最後まで諦めない。我々はフランスで戦い、海で、大洋で戦う。さらなる自信と力で空でも戦う。いかなる犠牲を払おうとも、我々は我々の島を守る・・・
We shall go on to the end. We shall fight in France, we shall fight on the seas and oceans, we shall fight with growing confidence and growing strength in the air. We shall defend our island, whatever the cost may be…
あらすじ・ネタバレ・内容
英国陸軍の兵士であるトミー二等兵は、自身の分隊がドイツ軍の銃撃で全滅し武器も失った状態で一人、撤退作戦中のダンケルクの砂浜にやってくる。港には大勢のイギリス陸軍とフランス陸軍がいた。トミーは兵士を砂浜に埋葬していたギブスンを見かけ、以後行動をともにすることになる。砂浜を歩いているとトミーとギブソンは負傷兵が倒れているのを発見したので、急いで担架で担いで救助船に乗り込もうとするが、ドイツ軍の攻撃によってあえなく沈没する。二人はギブソンの機転でなんとか脱出する(陸《1週間》)。
一方、ダイナモ作戦によって自身の民間小型船の徴用を国より受けた船長のドーソンは、息子のピーターと、ピーターの知り合いであるジョージと共に、ダンケルクに向けて出港していた(海《1日》)。
また他方で、英国空軍のパイロットであるファリアとコリンズらの小隊は、スピットファイア戦闘機に乗り、ダンケルク大撤退を妨害するドイツ空軍を殲滅するために飛行する(陸《1時間》)。
トミーらはその後救助に来た軍艦に乗り込むが、またしてもドイツ軍の攻撃により沈没。再度ダンケルク港にたどり着いた彼らは、浜に打ち上げられている商船を発見し、潮が満ちるまで中で待機することになる。しかし船体底が海に浸かってきた頃にまたしてもドイツ軍の攻撃にあう。やっと船体が浮いた頃にはほとんど浸水で沈みかけており、あえなく脱出するが、ギブソンが脱出に遅れて亡くなる。そのあと、主人公はドーソンの船に拾われ一命を取り留め、イギリス本土へ帰還することになる。トミーと無事だったアレックスは、自分たちが何もできずに帰ってきたことによる誹謗中傷を恐れて顔を上げられない。新聞のチャーチルの演説も自分で見ることができずトミーに朗読させる。しかし、そのチャーチルの演説は帰還兵を勇気づけるものであった。
ドーソンは途中謎の英国兵を救出。しかし彼はダンケルクに行くことを恐れ暴れた挙句、ジョージを突き飛ばしてしまう(最終的に死亡)。さらにスピッドファイアのパイロットのコリンズも救出。最後にダンケルクに残っていた陸軍を救出して、イギリス本土に帰還する。
ファリア一行は、途中ドイツ空軍機を撃ち落としながらダンケルクを目指すが、隊長がまず打ち落とされ、次にコリンズが撃ち落とされる(コリンズはドーソンの船に救出される)。残ったファリアは一機でダンケルクまで行き、そこで最後まで残っていたドイツ空軍機を撃ち落とす。燃料切れとなったファリアは浜に不時着し、ドイツ軍の捕虜として連れて行かれる。
解説
戦争映画としての位置づけ
『ダンケルク』は、第二次世界大戦のダンケルク大撤退を描いた戦争映画である。基本的にビーチを舞台にした映画でもあるので、『プライベートライアン』(Saving Private Ryan)と比較されることもあるが、血がほとんど描かれなかったり、ラブ・ストーリーに発展しなかったりと、戦争映画としてはかなり異色の映画となっている。
しかしながら評価は上々であり、米アカデミー賞では、編集賞、録音賞、音響編集賞の3部門を受賞。とりわけ音響表現が高く評価された。映像も美しく、映画評論サイト”Rotten Tomatoes”のトマトメーター(2022年12月30日現在)では、92%の高評価を獲得している。
ダンケルクとダンケルク大撤退(ダイナモ作戦)について
ダンケルクはフランスの湾岸都市である。フランス本土最北端、ベルギー国境から10キロの地点に位置し、第二次世界大戦におけるダンケルク大撤退の舞台となった。
1940年にナチス・ドイツはフランスに侵攻し、電撃戦を展開する。その集中攻撃によりドイツ軍はドーバー海峡を突破し、イギリス・フランス連合軍の包囲に成功。イギリス・フランス軍はダンケルクまで追い詰められた。海上からも包囲されたイギリス・フランス連合軍であったが、ときのイギリス首相チャーチルは、ダンケルクに閉じ込められた約35万人の兵士のイギリス本土への救出を命じた。これがダンケルク大撤退、別名ダイナモ作戦である。
また、この撤退後のチャーチルの演説がとても有名で本作品でも最後に登場する。それは、2022年ロシアのウクライナ侵攻の最中、ウクライナのゼレンスキー大統領が3月8日の英国下院での演説で引用したことでもよく知られている。
サスペンス映画としての『ダンケルク』
ノーラン映画といえば、主にSF的発想を駆使して時間のすれ違いを扱う作品が特徴的だ。映画が進行していく中で、いくつかの時間系列がすれ違い交錯する。『メメント』では話が過去にどんどん遡っていき、『インセプション』では夢の中で時間が遅くなり、『インターステラー』では逆に宇宙空間で時間が早く進み、『ダンケルク』後の作品である『テネット』では、時間が順行したり逆行したりする。ノーランが「時間の魔術師」と呼ばれる所以である。
『ダンケルク』はご存知の通り史実に基づいた戦争映画だ。当然時間の逆行などのSF的な要素を盛り込むのは無理であるが、今作品もノーランらしく時間が交錯する。
この映画は三つの視点から語られる。陸、海、空の視点である。陸は、主人公らのダンケルクに取り残されたイギリス・フランス兵のタイムラインであり、期間は1週間。海はドーソン中心のタイムラインで長さは1日。空はファリア・コリンズを中心にしたタイムラインで1時間。どの視点も満遍なく焦点が当てられているが、実は三者で時間の長さが異なる。ということはトミーたちが商船の中で待機している間に空軍はイギリス本土から出発したということになるだろうか。
しかし三つの時間系列のタイムリミットは重なっている。だからこそ陸、海、空それぞれで時間に追われることになるのだ。ノーラン自身がこの映画を「サスペンス映画」だと述べる所以である。実際、この映画は戦争映画なのに戦闘シーンや銃撃戦がほとんどない。また、敵であるドイツ兵もほとんど登場しない。迫りくる恐怖の中で刻々とすぎていく時間が描かれる。そういうわけで、ノーランが参考にしたのは戦争映画よりもサスペンス映画であり、そこにはアルフレッド・ヒッチコックの作品やアンリ・ジョルジュ・クルーゾー『恐怖の報酬』(1953年)が挙げられている。
サイレント映画風な『ダンケルク』
さて、このような三つの異なる時間系列の交錯とサスペンスについて見てきたが、この作品にはもう一つ際立った特徴がある。会話が極端に少ないということである。
例えば主人公のトミーであるが、これが主人公にあるまじきといえるほどほとんど喋らない。主人公が長々と声を発するシーンといえば、ギブソンを救おうと見方と口論になるシーンとチャーチルの演説を朗読するシーンしかない(しかも朗読シーンはアレックスに読めと言われたから読むだけである)。ともに行動するギブソンは、これには理由もあるのだが、主人公以上に喋らない。そして内的独白みたいなものもない。
海のシーンではドーソン、空のシーンではファリアが主役となるが、これまたあまり喋る方ではない。おそらくアレックスが一番良く喋ると思われるが、それでも普通の映画よりも極端に少ないだろう。
もちろんこの会話の少ない演出はノーランが意図的にやっている。ノーラン曰く映像と音響だけで物語による映画体験を作り出したかったとのこと(「ノーランインタビュー(映画ナタリー)参照」。だからこそ台詞が最小限に抑えられているのだ。実際、この映画はアカデミー賞の音響編集賞を受賞しており、その試みは一定の成果を納めたと言えるだろう。
ちなみに映画の配役について見てみるのも面白い。トミーを演じたホワイトヘッドは映画初出演&初主演、ピーターを演じたグリン=カーニーは初出演、アレックス演じるスタイルズは『ダンケルク』で俳優デビューである。つまり若手は積極的に新人活用している。おそらくこれは『ダンケルク』がサイレント風映画だということが一つの理由であろう。あまりセリフの言い回しは重要ではない。加えてもう一つ理由があるのではないか。それはサスペンス+サイレントに続く特徴だと思われる。すなわち表情や感情の起伏の乏しさである。
考察・感想
難しい表情をしたままの三人
台詞が少ないとしよう。そしたらどうやって観客に登場人物の意図を伝えるのであろう。サイレント映画をほとんどみてないので実際はどうなのかわからないが、やはり表情とかになってくるのではないか。しかし台詞が乏しいだけでなく、この作品は全体的に表情も乏しい。
もちろん全くないわけではなくむしろあるとも言える。例えばアレックスは感情豊かで時に激昂し、時に落ち込む(そしてセリフも多い)。ボルトンも非常に表情豊かでスピッドファイアが助けに来てくれたのをみて微笑む(『TENET』のセイターはあんなに恐ろしいやつだったのに!)。脇では様々な感情(表情)が渦巻いているが、中心にいけばいくほどそれがない印象を受ける。
具体的にはドーソン、ファリア、そしてトミーだ。ドーソンは非常に勇敢な人物だ。ダンケルクに乗り込み、ドイツ機の攻撃を回避し、イギリスへと帰還する。しかしその表情は常に険しい。象徴的なのは、ピーターが倒れたシーンだ。そこでは謎の兵士に怒りをぶちまけたり嘆いたりすることもなく、ただそれらを凝視しているだけである。正直あの表情が何を考えているのか私には分からない。ファリアも読みにくい人物だ。そもそもマスクによって顔が隠れているので物理的に分からないというのもあるが(せっかくの大物俳優の顔をほとんど見せないのはけしからんという批判があったそうだ)、彼もまた勇敢だ。それは分かるが何を考えているのか全く読めない。セリフは燃料や報告ばかり。最後に初めて顔が明かされるが、遠くを見つめたままドイツ兵に捕まっていく・・・。
そして主人公である。主人公なのに、台詞が少なく、そして表情が変わらず、感情の起伏があまりない。彼はそもそも基本的に受動的な人間である。最初はギブソンについていく。そのあとはアレックスについていく。最後はアレックスに朗読させられる。
もちろん彼が意志を示すシーンもある。ギブソンを助けようとしたときと、ドーソンの船に乗って「陸を見たい」と言った時だ。ギブソンを助けようとするシーンには既視感がある。ノーラン作品では、唐突に人類の普遍的なテーマが追究される時があるのだ。ギブソンを助けようとするシーンはいわゆる「トロッコ問題」的なシーンで、二者択一なのだがそのどちらを選んでも苦々しさが残る。トミーは言う「しかたがない、でも間違っている(I’ll live with it. But it’s wrong)」。もちろんこれは言葉でしかなく、ギブソンを助ける(そして自分が犠牲になる?)という選択もギブソンを捨てるという行為もしていないので現実の答えにはなっていない。結局、ギブソンが殺られる前に抵抗を始め、問いは宙に浮き、時間と共に消え去っていく。
最後ファリアがドイツ兵に捕まって終わるかと思いきや、本当に最後の最後、2秒ぐらい、朗読を終わったトミーの顔が映し出されて幕を閉じる。これがまた謎めている。なぜそのシーンを入れたのかというだけでなく、トミーが何を考えているのかが全く分からないのだ。
反サスペンス的な時間
ノーランは言っている。これはサスペンス映画なのだと。そして時間が迫ってくるのだと。しかし、私はサスペンスによる切迫感を感じなかった。むしろ切迫感のなさ、時間が伸びていく感じ、を感じた。これがサスペンスだとすれば、つまりそこにはタイムリミットがあることになる。しかし、問題はそこなのだ。彼ら登場人物の主観目線で見れば、そのタイムリミットがあるのは一部の人間しか知らないのではないか。例えばファリアにはある。燃料切れである。しかし他の人たちにとっては、とりわけ陸軍にとってはタイムリミットというのはドイツ軍の総攻撃だったりするわけだが、それはいつくるのだろうか?おそらく誰も知らないだろう。実際は、ある時間までに脱出しなければならないというのではなく、逆に断続的にドイツ軍が攻撃してくるのだ。いったい時間は迫ってきているのであろうか。
結局、タイムリミットまであと何分といった切迫感によるサスペンスという意味では全く成功していないと思う。というのもその意図に反して、登場人物のほとんどがタイムリミットがいつなのかをおそらく知らないからである。逆にである。自分はこの作品に反サスペンス的なものを感じるのである。つまり、タイムリミットなき時間、終わらない時間、完全に交わることのない時間をである。実際問題として、あれで戦争が終わったわけではない。おそらくまた兵士は戦場に駆り出されるだろう。撤退は束の間の休息でしかない。つまり(おそらく)ノーランの意図せずして私に伝わってしまったのは、タイムリミットなき憂鬱で難しい時間、表情で語ることのできない伸びきった時間である。戦争という切迫した中でも訪れる起伏のない時間、それはもし仮に戦争がおこって戦場に駆り出されたならば、自分もそのような時間を感じるのではないかと思わせてくれる。トミーの最後の顔はセリフで表現することはできず、また表情ですら表現することのできない何かだ。しかしその2秒に私はなにがしかのリアリティを感じることができる。
関連作品
評価(批評・論考・レビュー)
アメリカの信頼できる映画批評サイト「Rotten Tomatoes」の評価を見てみるとかなり良い評価である。批評家の評価であるトマトメーターは92%、観客の評価であるオーディエンススコアは81%(2023年2月26日)。アカデミー賞を3部門受賞しているのも頷けるだろう。
本作は戦争映画でありながらノーラン監督であること、そして異色の戦争映画であることから日本の評論も多い。黒嵜は本作を、統合のための約束を不在にした現代を浮き彫りにしたと評している。
本作はフランス領土北端のダンケルクに追い詰められた英仏連合軍40万人の兵士たちを救出するために、イギリスの民間船が徴収・動員された大規模な「撤退戦」、第二次世界大戦における史実を描く……… 全文
ーー kirishin.com(黒嵜想、批評家)
「戦史」というからには、結果はわかっている。ダンケルク撤退戦もそのひとつだ。第二次大戦の初期、フランス北端の浜辺に追いつめられた連合軍兵士の大脱出劇。歴史に詳しくない人でも……… 全文
ーー eiga.com(芝山幹郎)
ダンケルクの英仏兵士救出作戦は、これまでにも何度か映画になっており(注1)、おおよその話は知っていた。これをクリストファー・ノーラン監督がどう料理するか、大いに興味を持っていたが……… 全文
ーー otanocinema.cocolog-nifty.com(けい)
大作映画の監督たちが、映画会社やスタジオによって厳しく管理されることが多くなった近年、時代の流れに逆行して、自らの作家性を前面に押し出した大規模な映画を作り続け……… 全文
ーー Real Sound(小野寺系(k.onodera)、映画評論家)
加筆中(おもしろい評論、または、載せてほしい論考などがありましたら、コメント欄にてお伝えください)
インタビュー
「僕にひらめきを与えてくれるのは、映画・体験・音楽の3つ。まずは映画の歴史だね。特にサイレント時代の映画の影響を色濃く受けていて、…… 全文
ーー eiga.com(映画とは“体験”だ──クリストファー・ノーラン監督が“本物”しか撮らない理由/取材・文/編集部)
「イギリスでは、ダンケルクの戦いを知っている人は多く、“ダンケルク精神”という言葉も文化的に普及しています」…… 全文
ーー cinemacafe.net(【インタビュー】“リアル”の追求者C・ノーランが初めて挑む実話…「やりがいのある挑戦だった」)
──ダンケルク作戦を映画にしようと思ったきっかけは?
ーー natalie.mu(クリストファー・ノーラン インタビュー/取材・文 / 町山智浩)
25年前です。イギリスから友達と一緒に9mもない小さな船でドーバー海峡を渡ってフランスに行ったんです。…… 全文
──今回、あなたは初めて実話の映画化に挑んだわけですが、この“ダンケルクの戦い”には歴史上でも特別な思いがあったのですか?
ーー otocoto.jp(天才ノーラン、すべては狙いである“主観のストーリーテリング”から生まれる―『ダンケルク』インタビューで明かす映画への情熱/取材・文 / 斉藤博昭)
多くのイギリス人がそうであるように、私もこの物語を聞いて育ったんだ。…… 全文
動画配信状況
『ダンケルク』配信状況比較
配信サービス | 配信状況 | 無料期間 | 月額料金 |
---|---|---|---|
U-NEXT | ◎ | 31日間 | 2,189円 |
Amazon Prime | ◎ | 30日間 | 500円 |
TSUTAYA DISCAS | ◎ | 30日間 | 2,052円 |
Hulu | ○ | 2週間 | 1,026円 |
dTV | △ | 31日間 | 550円 |
FOD | ✖️ | ✖️ | 976円 |
ABEMAプレミアム | ✖️ | 2週間 | 960円 |
Netflix | ○ | ✖️ | 1,440円 |
クランクイン!ビデオ | ☆ | 14日間 | 990円 |
dアニメストア | ✖️ | 31日間 | 550円 |
日本には有力な動画配信サービスはいくつもある。NetflixやAmazon Prime、U-NEXT、Disney+は配信数の多さやオリジナル作品のクオリリティーの高さが魅力的で、映画・アニメ・ドラマファンから高い人気を博している。それらの配信サービス以外にも、Hulu、dTV、クランクイン!ビデオなど代償様々なサービスが展開されていて、それぞれにメリットやデメリットがある。また配信サービス以外には宅配レンタルサービスもあり、その代表格に業界トップの取り扱い数を誇るTSUTAYA DISCASがある。
AmazonプライムビデオはAmazonが運営する定額制の動画配信サービス。公開して間もない最新作を数多く配信している他、豊富な特典、月額500円という安さが売りである。
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U-NEXTは日本企業が運営する定額制の動画配信サービス。業界トップクラスの見放題配信数で、映画ファンが愛用している。また毎月ポイントが付与されたり、雑誌が読み放題だったりとちょっと変わった特典も魅力。
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TSUTAYA DISCASは、持分法適用会社のカルチュア・エンタテインメントが運営する宅配DVD/CDレンタルサービス。取り扱っている作品数はU-NEXTよりも多く、宅配レンタルならではの独自システムでサービスを提供している。
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Netflixはアメリカの動画配信サービス。独自のNetflixオリジナル作品の質が高く、アカデミー賞ノミネートされた作品も数多い。
またほとんどの動画配信サービスが「無料お試し期間」を設けている。その期間を利用すると無料で作品を視聴することができる。期間中の解約も可能である。
本作を動画配信サービスで無料視聴する方法は下記の記事にまとめた。
また、解説で言及した戦争映画の名作『プライベートライアン』は、U-NEXTやNetflixなど大半の動画配信サービスで視聴することができるようだ。
参考文献
Dunkirk Film Analysis – Going to War with Convention https://www.shorescripts.com/dunkirkfilmreview2017/
「「ダンケルク」特集 クリストファー・ノーラン インタビュー – 映画ナタリー特集・インタビュー」https://natalie.mu/eiga/pp/dunkirk